昨夜のセミナーにて

昨夜、biz育の顧問にもなっていただいている
金融のプロ徳永貴則先生のセミナー&新年会に出席してまいりました。

その中から「へぇ~!」と思った
小話を1つ御紹介します。

「融資」と「SNS」
全く関係のない
2つの要素と思っていましたが

これからの時代
この2つのワードが関係性を
持つかも知れないというお話です。

銀行融資の審査

金融機関が企業に融資をする場合
当然、その企業が融資を受けるに
値するかどうかの審査を実施します。

かつての融資審査といえば
「企業の過去の実績」、決算書等の財務諸表が重視されていました。

しかし金融庁の
「脱日本型金融」への方針転換により
企業評価の時間軸は未来へとシフトし

企業の将来性・成長性を
評価して融資を実行する方法に
変わってきました。

これは金融業界にとっての大革命。
今までは企業の数字を
様々な指標と比べて(PCに入力して)

その結果で融資判断をしていたものを
数字ではみえない企業の実力を
評価していかなければならないのです。

金融マンの実力強化も必須です。
不動産や金融財産などの
有形の財産評価により
担保を確保できるかどうかではなく

その企業の無形の財産
知的財産の権利であったり
経営者の資質、組織力
競合他社との優位性など

評価すべきポイントは
相手先毎に様々な要素があります。

融資担当者は時間をかけて
企業の内部まで観察、検討をして
判断を下すわけです。

AIの存在

そこで出てくるのが「AI」の力。
この難しい「事業性評価」の分野も
人工知能の活用が施策されているそうです。

いったい「AI」は何をするのか?

企業経営者の能力・人格・資質を
評価するために
SNSとの連携を諮っているという噂は
まことしやかな都市伝説?

「信じるか信じないかはあなた次第です」