あなたの会社の「コア・バリュー」
「コア・バリュー経営」という考え方が最近は増えていますね。
コア・バリューとは「中核的価値観」と訳されます。その企業が最も重要であると考える価値観です。
あなたの会社の「考え方」「働き方」の基盤となる信条とはなんでしょうか?
コア・バリューは単なる標語ではありません。「核」となる価値観です。
その企業に属する全ての人が共有する「意思決定の判断基準」となるものです。
それは、決して変わるはずのないもので外的要因には左右されない「本質」を指します。
もちろん企業だけでなく、個人、家族、国家においてもコア・バリューといわれる存在はあるはずです。
それは言語化していない場合もあります。
今回は、それを見えるように言葉に表してみましょう。
HPで自社のコア・バリューを謳っている企業もあります。ぜひ参考にしてみてください。
・YKK
https://recruiting.ykk.co.jp/newgrads/about/rinen-3.html
・Zappos
https://www.zappos.com/about/what-we-live-by
・ソフトバンク
https://group.softbank/corp/about/philosophy/value/
SBBSの「コア・バリュー」
ちなみに、私が所属するSBBS(シェア・ブレイン・ビジネス・スクール)のコア・バリューは
・見返りを求めず、シェアする(Give & TakeではなくGive & Give)
・「やり方」でなく「あり方」を追求する
・「真善美」に基づき、意思決定する
・競争するのではなく、共生する方法を創造する
というものです。
佐々木税理士事務所の「コア・バリュー」
では、佐々木税理士事務所のコア・バリューは何だろうかと考えてみました。
意識したのは以下の3点です。
○今後変わることのない一連のルール
○それにそぐわない人材は雇用しないと言い切れるもの
○このルールのためなら、経済的に損でも良いと思えるもの
【佐々木税理士事務所のコア・バリュー】
・金銭的な利益より、その場にいる全ての人の笑顔(幸せ)を優先する
・タテ社会は作らない。フラットな人間関係
・人に圧力をかけない(必要以上の無理はしない・させない)
・常に成長を意識する
組織という規模の事務所でもないので、自分に対する規範になっているかも知れませんが、いかがでしょうか?
経営者のあなたにとって居心地のよい企業が作れなければ、幸せな人生は送れないはず。
会社の経営計画を立てる前に、まずはあなたの会社の「コア・バリュー」を考えてみてはいかがでしょう。