日本では学校でお金の教育を行うことはあまり好ましいとされていませんでした。
「武士は食わねど高楊枝」なんて最近は言わなくなったことわざがありますが、江戸時代に武士が殿様から満足な俸給を貰っていなくても、それを表面沙汰にしない美意識やプライドを植えつけられたのかも知れません。
「金儲けは悪いことですか?」
と記者会見で言ってその後逮捕されてしまった○○ファンドの創業者。
時代の寵児とまで言われた△△エモンさんも、昔こんなことを言っていましたね。「お金が最も公平な価値基準です。」(中学生にはこの喩えはちょっと古かったかな?・・・反省)
一見不適切にも聴こえ、世間の反感を買った言葉ですが、一概に間違っているとは私は思いません。
お金に対する考え方は人それぞれですが、お金の扱い方をキチンと学ぶことは将来の人生設計に欠かせない知識にを持つために必要なことです。
「お金」とは何か?
人によりその正解はそれぞれ異なるものでしょう。しかしその問題に自分なりの解答を持つために、お金の知識を身につけていきましょう。
- お金をどう稼ぐか。
- お金をどう使うか。
- お金をどう貯めて増やすか。
- お金をどう借りるか。
この四つのことを漫然と行わず、学習をして視野を広げたくさんの選択肢を持ち、判断をして選択するチカラを身に着けましょう。