みなさんご存知の方もいらっしゃると思いますが、やっと来年(平成29年1月4日以後)から国税についてもクレジットカードによる納付が出来るようになります。
インターネットを利用して納付受託者(クレジットカード会社)に納付を委託する制度が創設されました。
この場合クレジットカード会社(受託者)が納付する人(委託者)の委託を受けた日が納付の日とみなされます。
今までe-Taxで便利になったといっても、納税は振替納税にしない限りコンビニでの納付も出来ず、銀行や郵便局などの金融機関もしくは税務署に出向いて納付しなければならず不便を感じていました。
税理士にとっても納税者に作成した送付書をあらかじめ納期限までに渡すことが、一手間かかる作業だったのですが、クレジットカードが使えるようになると便利になりますね。
しかし、与信審査が終了した時点で納付が確定するため、カードの利用限度額を超えるような納付のときは与信の可否に注意が必要です。
参照元:財務省
http://www.mof.go.jp/tax_policy/publication/mail_magazine/20151216d.pdf