経営者になる
経営者になる!
何の組織にも属せず、
自分でビジネスを始めると「起業家」と呼ばれるようになります。
法人を設立して代表取締役の登記をすれば、
従業員が誰もいなくても「社長」にはなれるわけです。
では、どうしたら「経営者」になれるのでしょうか?
経営者とは?
Wikipediaには
経営者(けいえいしゃ)は、組織の経営について責任を持つ者のことである。
と書いてあります。
「組織」とありますからお一人さま起業は含まれないのでしょう。
また、従業員でなくても家族経営の例えばお蕎麦屋さん。
「父ちゃん」
「母ちゃん」
「兄ちゃん」
で経営している(昔は「三ちゃん会社」なんて言葉がありましたが最近の人には通じないようです。)店舗や職人さんの家業など。
そこでもその経営に責任を持っている人が「経営者」というわけです。
2人以上の人がその企業に従事し、その最高責任者が「経営者」であると考えます。 つまり経営者は、
自分以外の人を経営のために動かすことの出来る人、ということになります。
人を動かす
D・カーネギーの著書に「人を動かす」という
まさに人間関係のバイブル的存在の名著がありますが
自分の経営方針の通りに
他人を動かすためには、普通に道理にしたがって理詰めの方法で
相手に指示をすれば良いというものではありません。
道理を持ちながらも
その人に愛情を持って接し
もし、指示に従わなかった場合のある種の恐怖感も持たせなければ
人を動かすことは出来ないのです。
愛情を持つ
部下に対して愛情を持つとは具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?
例えば仕事の話を聞く時の事を考えてみましょう。
①相手の話を最後まで聞く(話を遮らない)
②勝手な解釈をしない
最後まで話を聞いた上で「○○さんの言いたいことは××がこうだから
△△にしたらどうか」という意見なんですね?
と確認をしてなるべく話のギャップや温度差をなくす。
③頭から否定しない。
何でそのように考えるのかを尋ねて、解決策を相手から導き出せるようにする。
④相手の話をながら状態で聞かず、正面から向き合う。
当たり前、といえば当たり前の常識かも知れませんが
これは中々に難しいことです。
忙しい時には毎回こんなふうに接することは出来ないかも知れませんが
もし、相手の話をキチンと聞いていない自分を反省したら
「この間は時間がなくて話をよく聞けなくてゴメン。」
と素直に謝り、
あらためて話を聞く機会を作りましょう