税務署は基本的に丁寧

学生の方や勤め人の方など、生まれてから今まで一度も税務署に行ったことが無い人もいますよね。「税務署」ってどんなイメージをお持ちでしょうか?

映画「マルサの女(1988年公開)」(・・・古いな私も)などに象徴されるように、取り立て屋みたいな恐ろしいところだと思う方も多いと思います。

私の個人的な感想としては、たいていの税務署員さんは、親切・丁寧で感じのよい方が多く、他の行政機関と比べても良い印象が大きいです。

さすがに民間のサービス業のようにはいきませんが、お金(税金)を徴収する機関ですから横柄な態度をとるよりも、丁寧で感じの良い対応をしていた方が仕事もしやすく、スムーズな徴収が出来るのでしょう。

まあ、悪いことをしていなければ怖くないのも当然なのですが…。

起業をしたらまず登記

起業をするとイヤでも税務署とのお付き合いをしなければなりません。法人を設立すると登記所で登記を行いますよね。

本来は設立の日以後2か月以内に「法人設立届出書」を納税地の所轄税務署長に提出しなければなりません。

しかし、法人設立届出書を提出せずに法人税の申告を怠っていると、法人の設立登記の情報は税務署にまわる仕組みになっていますので、税務署から「お尋ね」という郵便がやってきます。

今年からマイナンバー制度が始まっていて、法人にも番号が付与されますのでこれはもう逃げようがありません。

逃げ隠れせず、悪いことをしていないなら個人事業でも法人でも起業したらまず税務署に行って「法人設立届出書」と「青色申告の承認申請書」の提出をしましょう。

キチンと申告をしたほうが何かと有利なことも多いのです。

biz育では税務署との対応の仕方などもセミナーで説明会を開いています。

興味のある方は是非、ご一報を。